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ショーペンハウアーはなぜ「人生は苦しみ」だと考えたか

19世紀ドイツの哲学者であるショーペンハウアーは、幸福論や読書論などで日本でも人気がある。しかし、彼の根本思想は「人生は本来苦しみである」というものであり、一見、救いのない悲観論のように思える。しかし、この苦しみの正体を突き詰めることで、人が幸せに生きる道標が描けるものであり、我々の苦しみの原点ともいえる欲望との付き合い方も見えてくる。稀代の哲学者ショペンハウアーは何を語り、何が神意なのか。いま改めてショーペンハウアーの思想を学び、この欲望にまみれた世界を生きるヒントを得る。

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スピーカーについて
梅田孝太
梅田孝太

上智大学特任助教

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